ホームインスペクション
(住宅診断)について
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住宅は人間と同じように歳を重ねるごとに劣化し欠陥が出てきます。その都度適切な補修をすることも大切ですが、健康診断をして事前に不安材料を見つけ出すのも大切な作業です。
そこでいま注目されているのがホームインスペクション(住宅診断)です。第三者的立場から専門家が正確でリアルな住宅の状態を診断します。これからの日本でスタンダードになるであろうホームインスペクションについて、豊中市のYAMADA不動産 豊中店がご説明します。
ホームインスペクションとは簡単に言うと住宅の健康診断のことです。具体的には劣化状況・欠陥の有無・改修すべき箇所、改修が必要になる時期、改修にかかる費用などを専門のホームインスペクターが診断・アドバイスを行います。売主様・買主様どちらの立場にも立つことはない第三者的な専門家としての立場で診断を行いますのでより正確でリアルな住宅の状態を知ることができます。
アメリカではすでに常識となっている診断で日本でも政府が中古住宅の市場活性化促進のためにホームインスペクションを徹底させるべきだという方針を示しています。これからの不動産売却ではスタンダードな手続きとなることでしょう。
新築住宅の場合は住宅の品質確保の促進等に関する法律により、引渡から10年間は保証が義務付けられています。「保証」という言葉がついていることから安心感があるように見えますが、これは住宅の欠陥とはまた別の問題でございます。
10年保証=瑕疵担保責任の範囲は「構造力上主要な部分」と「雨水の侵入を防ぐ部分」のみに限定されています。逆に言えばこれら以外は保証の対象外であり、欠陥が起きたとしてもなんの保証もされません。
こうしたことから事前のホームインスペクションは非常に重要であるといえるでしょう。
10年保証が義務付けられているものの、物件を建築した会社が倒産したり業務状況が悪く保証対応ができなくなったりする可能性もございます。そうした場合に頼りになるのが住宅瑕疵担保責任保険です。
ただ瑕疵保険に加入している場合でも、発生した事象によっては保険の対象外として対応されないこともあります。保険自体は検討する価値があるものの、防げない事象もあることを考えるとやはりホームインスペクションによって起こりうる問題に対して事前に把握・対処しておく方がスマートといえます。
買主側のメリット | 売主側のメリット |
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※表は左右にスクロールして確認することができます。
事前の住宅診断はこれからの不動産売却ではスタンダードな形となることは間違いありません。第三者的目線で物件を診断し、物件の価値を内部から裏付けることができますので、ホームインスペクションを行うことは売主様にとっても多くのメリットがございます。住宅のお医者さんとも言われる住宅診断士は個人でも雇うことができますが、当社にご相談いただければ知識と経験豊富な専門家をご紹介することができます。
また、なにか問題があればリフォーム・リノベーション業者もご紹介できますので、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。